クグロフ型のマーブルケーキ

今日、人生初のクグロフ型を使ってマーブルケーキを焼いた。出来は上々だ。夫が美味しいと言ったのでよし。色々なネットのレシピを比較検討して選んだレシピ。甘過ぎなくてちょうど良い。端がカリッと焼けた出来立てをいただいた。本当は少し粉砂糖を上から振りかけるのだけれど、まだ熱々なので粉砂糖が溶けてしまうため省略。

お菓子作りは10代の頃によくやっていた。友達の誕生日にパウンドケーキやクッキーを焼いたりしていたものだ。大人になってからは料理の方がメインになり、お菓子作りはたまにしかしていなかったが、夫が甘党なのでちょくちょく焼こうかと思い始めた。市販のチョコレートを食べるよりも、手作りの温もりを感じられるに越したことはないと思う。熱々の焼きたてのマーブルケーキの味わいは手作りならではだ。食べ物は単に物質的に栄養となるだけでなく、心の栄養になるものだから、心を込めて手作りしたものには目に見えない栄養が加わっているように思う。

そういえば高校生の頃、一時期お弁当を持たずに学校へ通っていた。幼児の妹がいて母親は忙しかったし、自分で作ることもできたけれど、やはりお弁当は誰かが作ってくれたもののほうが美味しいからである。あの頃は母と衝突することが多かったけれど、本当は母のことが大好きだった。

新しいクグロフ型で焼いたマーブルケーキ第一弾